1990年代、パテックはRef.3700“ジャンボ”を製造中止とし、ノーチラスの歴史の第一章を終えた。その後、“ジャンボ”フォルムは2004年まで休眠したのち、パテックはノーチラスRef.3711/1Gを発表した。このモデルは、18KWGケースにブラックダイヤルを組み合わせたラグジュアリーなモデルで、2006年に5711が発表されるまでのわずか2年間しか生産されなかった。ケース素材とダイヤルカラーの変更以外は、Ref.3711/1Gは初代のRef.3700と同じように見える-つまり、ホワイトゴールドの塊を腕につけるまでは。
パテック・フィリップ ノーチラス 3711/1G 新品送料無料メンズ
品名 ノーチラス
NAUTILUS
型番 3711/1G
素材 ケース 18Kホワイトゴールド
ベルト 18Kホワイトゴールド
ダイアルカラー ブラック
ムーブメント 自動巻き
防水性能 120m防水
サイズ ケース:37 mm(リューズ除く)
メンズサイズ
ガラス サファイヤクリスタル風防
仕様 日付表示
付属品 パテックフィリップ コピー純正箱付・国際保証書付
ジャンボサイズ
「Ref.3711は、Ref.5711のプレシリーズと考えるべきでしょう」と、リアドン氏は言う。わずか2年間しか製造されなかったこのモデルは、ノーチラスの歴史のなかで見過ごされがちだが、Ref.3711はこのモデルをパテックのカタログに復活させる上で極めて重要な役割を果たしたのである。
Ref.3711は、2年間という短い期間に200本以下しか製造されず、そのうち数十本だけが売りに出されたと推定される。オークションでは20万ドル(約28万9000ドル、約23万3000ドル)を超え、人気の高いヴィンテージRef.3700の価格をも凌駕している。製造から時間が経ち、コレクターがノーチラスの全ラインをより理解するようになるにつれ、Ref.3711への評価は高まるばかりである。その証拠をはこれだ。5年前ですら、Ref.3711は10万ドル超の時計ではなかった。この評価は、今後もますます高まっていくことだろう。