記事一覧

「プラダ」の2019-20年秋冬アクセは新型バッグが豊作 コンバットブーツや稲妻モチーフのサンダルも

アップロードファイル 8-1.jpgアップロードファイル 8-2.jpgアップロードファイル 8-3.jpgアップロードファイル 8-4.jpgアップロードファイル 8-5.jpg

「プラダ(PRADA)」2019-20年秋冬ウィメンズ・コレクションのアクセサリーは、ユーティリティーやスポーティーなスタイルとフェミニンでエレガントなスタイルを織り交ぜた豊富なバリエーションが特徴だ。新作バッグは、ファスナー付きのパッチポケットを配したナイロンの大きな半円型ボストンやバックパック、小ぶりなハンドバッグ、ポーチをはじめ、スムースレザーも用いたフラップタイプのワンハンドルバッグやコンパートメントが3つに分かれた使い勝手の良いハンドバッグをラインアップ。ナイロンのアイテムは、カラフルなモンゴリアンラムのような人工ファーをあしらったタイプも目を引く。また、1990年代に登場したマチなしのミニトートも復活。ウエアにも登場したフランス人イラストレーターのジャンヌ・デタランテ(Jeanne Detallante)によるイラストや立体的な花の装飾をあしらったデザインも展開する。

一方、シューズは、ブラックのレザー、レッドやピンクのパテント、ナイロン×レザーなどで展開するロング丈のコンバットブーツや、2019年プレ・フォール・コレクションにも登場したマスキュリンなレースアップシューズが印象的だ。特徴は、歯のようなデザインのチャンキーソール。同様のソールデザインを用いたスニーカーやスポーティーなブーツもそろえる。コンバットブーツはベルトループ付きで、ベルトに小さなファスナーポーチを通したスタイルでも登場した。また、フェミニンなスタイルでは、稲妻型のヒールでコントラストを効かせたサテンパンプスや、全体にクリスタルをあしらったチャンキーヒールのパンプスとサンダルを提案。2シーズン前には12年春夏に初登場した炎モチーフのサンダルを復刻して話題を呼んだが、今季は完全な新作として稲妻モチーフのサンダルも打ち出す。

1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。